第2回長門市サテライトカレッジを開催しました

 令和4年6月17日(金)、ラポールゆやで第2回長門市サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「運動で健康長寿~二重課題運動で脳を刺激しよう~」と題して、社会福祉学部 社会福祉学科の角田憲治准教授が受講者24名に対して講義を行いました。
 二重課題運動とは、運動をしながら頭を使うなど同時に行うトレーニングで、脳を活性化させ認知症予防にも効果が期待されます。



 ストレスを溜めることや睡眠不足は認知症やうつ病の原因となります。ウォーキングやストレッチ程度の軽い運動を行うことで、認知症やうつ病の予防になること、運動を誰かと一緒に行ったり、人とのつながりがあると、より効果が高まることなどが実演を交えながら解説されました。



 講義の後半に、二重課題運動の一つ「スクエアステップ」を受講者全員で行いました。「スクエアステップ」とは、25cm四方のマス目で区切った100cm×250cmのマットを前進・後退・左右・斜め方向への連続移動(ステップ)していく運動です。





 簡単なステップからスタートし、徐々に複雑なステップにチャレンジしていくという流れに、スムーズに取り組まれている方がいる一方、時折少し難しそうにされている方もいましたが、参加者の皆さんは笑顔で取り組まれていました。  これまであまり運動をされていなかったという受講者の方からも「これからは少しでも体を動かし、健康に過ごそうと思う。参加して良かった」と嬉しい声が寄せられました。