授業の様子

調理学実習

 日常の調理における食品の扱い方や器具の使用法、調理操作法、調味、料理様式別の特徴を理解し、日本料理・西洋料理・中国料理の基本的な献立の実習を通して、栄養管理につながる調理の基本技術を身に付けます。また、日常食とともにクリスマス料理やおせち料理などの行事食の実習を通じて、食文化についての理解を深めます。

食品機能学実験

 食品の機能性に関する実験を行い、食品の性質について詳しく調べます。おいしさに関する味、香り、色、物性について分析を行います。さらに、ポリフェノールといった生理機能性成分についても分析し、食品が持つ様々な機能について学習します。

給食経営管理実習

 将来、管理栄養士として、特定給食施設における給食の運営や給食経営管理が円滑に行えるように、学内で実習を行います。栄養面、衛生面、経済面などを考慮した食事を、1回に100食分提供します。メニューの作成から食券販売、調理、提供、後片付けまですべて学生が計画を立てて行います。

専門研究Ⅰ・Ⅱ

 専門研究Ⅰ・Ⅱは、4年間の学びの集大成として、配属された研究室で、専門分野における研究課題に主体的に取り組む演習科目です。研究の内容は、人々の健康に関する課題や食環境に関する課題など多岐にわたりますが、いずれの専門分野においても、得られた結果を解析して考察を行い、専門研究発表会で発表し、論文としてまとめます。