前期課程後期課程

健康福祉学専攻(博士前期課程)

人材育成の特徴

 健康福祉学の教育研究に必要な基礎的・共通的な知識を修得するとともに、健康と福祉のケアや理論に関わる識見や視野の深化を図り、社会福祉領域、看護領域、栄養領域の連携を通じて「生命と生活の質」の確保と向上を図ることのできる高度の専門能力、実践能力、地域包括的な支援能力を有する人材の育成を目指します。

授業科目

科目区分 授業科目名
共通科目 生命と生活の質特論
基盤科目 健康福祉学特論 健康福祉学特論演習 健康福祉学研究法特論
基礎科目 身体運動科学特論 発達心理学特論 社会学特論 看護科学特論 健康栄養学特論 社会福祉学特論 社会保障学特論 国際健康福祉学特論
応用科目 《地域課題を理解する科目群》
地域看護学特論 地域栄養学特論 地域福祉学特論
《実践・臨床の理論に関する科目群》
臨床看護学特論 臨床栄養学特論 臨床福祉学特論 臨床心理学特論 健康福祉倫理学特論 健康福祉学特論応用演習
《課題解決の理論に関する科目群》
生と死のケア特論 精神保健福祉学特論 食生活科学特論 病態栄養学特論 老年社会学特論 権利擁護特論
特別研究 健康福祉学研究

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

  1. 健康福祉に関する領域(社会福祉・看護・栄養)において、基礎的な知識と実践力を身につけている人
  2. 健康福祉に関する諸課題を研究的な視点を持って、解決しようとする人
  3. 高度専門職業人として地域に貢献する意欲と熱意をもっている人

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

◯ 共通科目
人間の生命と生活(QOL)及び人間を取り巻く環境について、総合的に理解する科目であり、本学の教育理念である「人間性の尊重」、「生活者の視点の重視」、「地域社会との共生」、「国際化への対応」に基づく大学院の共通科目である。
◯ 基盤科目
健康福祉学とは何かを追究し、そのための方法論を修得する科目である。講義と演習は一体的・一貫的に授業が展開されるので、健康福祉の諸知識・理論をもとに、健康福祉に関する諸課題の解決のための具体的なアプローチの方法を実践的に修得する。
◯ 基礎科目
身体・心理・社会を総合的に理解する基礎分野の知見及び社会福祉・看護・栄養領域からのアプローチの基礎的な知見を修得し、健康福祉の諸課題の解決方法を論理的に導く思考力を修得する科目である。
◯ 応用科目

共通科目、基盤科目、基礎科目をもとに、地域社会における健康福祉の諸課題を解決するための実践・臨床の理論と方法及び特定の問題を解決するための理論と方法を修得する科目である。大きく三つの科目群から構成される。

1 地域課題を理解する科目群
地域社会における健康福祉の諸問題を理解し、その解決の方法について、社会福祉学、看護学、栄養学からのアプローチにより修得する科目である。
2 実践・臨床の理論に関する科目群
地域社会における健康福祉の諸課題を具体的にかつ応用的に解決するための方法としての実践・臨床の理論を修得する科目です。さらに、社会福祉学、看護学、栄養学、心理学からのアプローチを基本に、それらを統合し、問題解決のための実践力と指導力を修得する科目である。
3 課題解決の理論に関する科目群
多岐にわたる健康福祉の特定の課題を具体的に解決していく理論と実践的展開方法を修得する科目である。
◯ 特別研究
共通科目、基盤科目、基礎科目、応用科目を統合的に修得し、特定の課題を設定して、修士論文を作成していく科目である。

卒業認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

知識の総合的理解

人間の生命と生活及び人間を取り巻く環境について、総合的に理解する能力を身につけている。

 社会福祉、看護、栄養等の健康福祉に関する基礎的・応用的な知識を相互に関連付け、人間の生命と生活の質のありようを問い、人間を取り巻く環境を把握し、人間と環境の関係性を総合的に理解する能力を身につけます。

論理的思考力

健康福祉に関する諸課題を解決するための論理的思考力を身につけている。

 健康福祉に関する地域の諸問題を科学的にかつ国際比較の視点から分析し、解決すべき課題を見出す能力を身につけます。また、課題解決のための方法を論理的に導く思考力を身につけます。

高度な連携力と指導力

健康福祉に関する諸課題を解決するための多職種との連携力、及び実践現場の模範となる指導力を身につけている。

 人権を尊重する倫理感に基づき、多職種と連携して健康福祉に関する諸課題を解決するために、リーダーやコーディネーターとしてチームアプローチを展開できる実践力を身につけます。さらに、専門職の模範となり、自ら培ってきた実践力を後進に伝え、教育・育成するスーパーバイザーやプリセプターとしての指導力を身につけます。

創造的な実践力と研究力

健康福祉に関する諸課題を解決するための創造的な実践力と研究力を身につけている。

 健康福祉に関する知識の総合的理解を基に、健康福祉に関する諸問題を科学的な研究手法に基づいて分析・考察し、また科学的根拠に基づいて課題解決を図り、そしてその成果を情報発信して社会に還元する創造的実践力と研究力を身につけます。

健康福祉学専攻(博士後期課程)

人材育成の特徴

 健康福祉学の基礎的な理論と方法、ライフサイクル全般における対人援助に関する深い知識を修得するとともに、人の生活を支えるために必要な、健康福祉を構成する社会福祉領域、看護領域、栄養領域のいずれかにおける高い水準の専門知識、研究・分析能力、総合的・学際的(複眼的)な視点を養い、院生の主たる研究領域において、問題の抽出から解決に至るまでの一連の過程を包括的に展開し得る自立した研究者・教育者の育成を目指します。

授業科目

科目区分 授業科目名
基層講究 健康福祉学講究 発達心理学講究 身体運動科学講究 臨床心理学講究 精神保健学講究 健康福祉倫理学講究
専門講究 《健康福祉理論系》
社会福祉学講究 社会保障学講究 看護科学講究 健康栄養学講究
《健康福祉実践・ケア系》
地域ケア論講究 地域社会学講究 臨床看護学講究 臨床栄養学講究
特別研究 健康福祉学特別研究

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

  1. 「社会福祉」「看護」「栄養」の領域を統合した「健康福祉学」の視点に立脚した基礎的な研究力を身につけている人
  2. 人間の健康、個人の生涯にわたる社会的・身体的・心理的時系列変化における諸課題に対し、理論的かつ実証的に追究しようとする人
  3. 研究者・教育者として、地域に貢献する意欲と熱意をもっている人

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

◯ 基層講究
健康福祉学の基礎的な理論と方法を修得させるとともに、ライフサイクル全般における対人援助に関する深い知識の修得を目指す科目群である。
◯ 専門講究

豊かな生活を支えるために必要な、健康福祉学を構成する「社会福祉領域」「看護領域」「栄養領域」のいずれかにおいて、高い水準の専門知識と研究・分析能力を確立させるとともに、総合的・学際的(複眼的)な視点を育成するために構成されている。

1 健康福祉理論系
健康福祉に関する諸課題を、多面的・総合的な視点から、論理的・理論的に検討する科目である。
2 健康福祉実践ケア系
健康福祉に関する諸課題を、実践的に検討する科目である。
◯ 特別研究
基層講究、専門講究を修得し、新規かつ独創的な問題視座から、外部評価に耐える博士論文を作成するとともに、自立した研究能力を育成していく科目である。

卒業認定・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

知識の系統的・統合的理解

健康福祉に関する学問領域の専門知識を深め、健康福祉学を系統的・統合的に理解する能力を身につけている。

 社会福祉・看護・栄養等の学問領域に関する理解を深める中で、健康福祉に関する理論的基盤を形成すると共に、人間の生命と生活に関わる健康福祉学のあり方を系統的・統合的に理解する能力を身につけます。

高度な論理的思考力

健康福祉学に関する課題を解決するための高度な論理的思考力を身につけている。

 健康福祉に関する社会的問題を学問的観点から体系的に分析し、解決すべき健康福祉学の新たな課題として見出す能力を身につけます。また、健康福祉学および諸科学の理論を基に、課題解決のための研究方法を論理的に導く思考力を身につけます。

高度な実践的研究力

健康福祉学に関する課題を解決するための高度な実践的研究力を身につけている。

 健康福祉学の研究課題を解決するために、健康福祉学の知識と理論に基づいて新たな研究手法を構築し、研究を自立して遂行できる能力を身につけます。また、社会福祉・看護・栄養等の研究者と協働して研究を行い、課題解決に導く実践力を身につけます。

創造力

健康福祉学の発展に寄与する創造力を身につけている。

 自らが培ってきた研究力を後進に伝え、研究成果を社会に情報発信することによって、健康福祉学の学問領域を発展させ、社会に生きる人の健康福祉の増進に貢献する創造的研究力を身につけます。