はじめに

6月末に期末試験が終わり、2か月間の夏休みが始まりました。私は7月の間は中国で過ごし、8月は日本に一時帰国しました。中国にいる間はたくさん旅行に行きました。今回の報告書はその様子を中心に留学生活について紹介したいと思います。

旅行の様子

夏休みの間に、済南、青島、上海、杭州を旅行しました。

済南は曲阜から高速鉄道に乗って30分ほどで行くことが出来ます。高速鉄道を降りて30分ほどタクシーに乗ると、湖や公園などがある観光地に着きます。曲阜からとても近いですが、大きなショッピングモールや飲食店もたくさんある都会で、大学の周辺とはまた違う雰囲気です。日帰りでしたが観光や買い物を楽しみました。

青島は曲阜から高速鉄道で3時間ほどの場所にあります。中国人の友人に案内してもらったので楽しい旅行となりました。

上海と杭州は曲阜から高速鉄道で4時間ほどの場所にあります。上海では外灘や新天地、杭州では西湖など有名な観光地に行きました。上海と杭州は初めて一人で行く旅行だったので少し心配でしたが、道やバスの乗り方を教えてもらうなど、親切な人にたくさん出会うことが出来ました。

日本に一時帰国

日本に帰国している間は、県大で集中講義を受けたり、友達や家族に久しぶりに会ったり、充実した時間を過ごしました。また、日本で8月に行われたHSKの試験を受験しました。今回私は4級を受験しました。結果が分かるのは1か月後ですが、受かっていることを信じて、次は5級の勉強に励みたいと思います。

今年は8月28日から新学期が始まるとのことだったので、それに合わせて25日の飛行機で再び中国に渡航しました。

今回私は関西国際空港から北京大興国際空港に到着する飛行機を利用しました。私は前期に中国の携帯会社で契約したsimカードを使用していて、後期もそれを使用する予定だったので、北京の空港に着いた後、スマホにsimカードを差し込んだのですが、インターネットに繋がらず、SMSも使用できない状態になっていました。出発前に、その日宿泊する予定のホテルまでの経路をスクリーンショットしていたので、なんとかホテルまでたどり着くことができました。また、決済アプリの「支付宝（アリペイ）」はオフラインでも使用することが出来たので、地下鉄での移動やホテルのチェックインは問題なく行えました。ホテルのWi-Fiを使って連絡をとることが出来たので、次の日曲阜東駅まで、県大から一緒に交換留学に来ている先輩に迎えに来てもらい、無事に寮までたどり着くことが出来ました。

後日、携帯会社に相談しに行ったところ、使用出来る残りの通信量が無くなったまま、帰国していた1か月間使っていなかったので、使えなくなっていたようでした。料金を支払うと、また使用できるようになりました。中国は支払いにも、観光地に入るのにもスマートフォンが必須なので、一時帰国する際は、事前に通信量が残っているか確認した方がいいです。

おわりに

新学期に向けて、寮には新しい留学生の仲間が増えて、とても賑やかになりました。前期は渡航が遅れて授業に途中から参加したこともあり、授業のスピードについていくのにとても苦労しましたが、今回はみんなと一緒に新学期をスタートできるので、さらに内容を理解できるように頑張ります。残り半分の留学生活も悔いのないように過ごしたいと思います。