2023年12月

2023.12.21

令和5年度全学客員教授特別講義を開催しました。

令和5年12月11日(月)山口県立大学の桜圃会館にて、令和5年度全学客員教授特別講義を開催し、学生、教職員、同窓生、地域の方など200名を超える参加がありました。

全学客員教授特別講義は、広く活躍されている著名人や各分野の専門家を講師としてお招きし、通常の教育内容をさらに充実させることを目的に開催しています。今年度は、コスモエネルギーホールディングス株式会社常務執行役員CDOのルゾンカ典子氏を全学客員教授としてお迎えし、「ひとや地域のwell-beingを推進できる文系DX人材とは?」をテーマにご講義いただきました。

コスモエネルギーホールディングス株式会社常務執行役員CDO ルゾンカ典子氏

山口県立大学が進めている地域活性化人材育成事業(SPARC)では、「ひとや地域のwell-beingに貢献する文系DX人材の育成」を推進しています。講義ではDXについて事例をあげてご説明いただき、「自分の強みを伸ばそう」「必要なスキルを身につけよう」「知識を活用しよう」と、メッセージをいただきました。

「ひとや地域のwell-beingを推進できる文系DX人材とは?」をテーマに講義するルゾンカ典子氏

受講者からは、「DXについて詳しく知れました。データサイエンスの面白さなどがわかりました。これからの仕事にはデータやDXが必要なのがわかりました。」「DX人材と聞くと理系を想像していましたが、文系DX人材だったため自分と照らし合わせながら考えることができました。」「難しい内容かと思っていたけれど、自分の強みやその強みが持つ可能性を知り、考えることができた。将来のキャリアを決める時、働く時に参考にしたいと思った。」などの声が寄せられました。

ルゾンカ先生、ご講義いただき誠にありがとうございました。

「ひとや地域のwell-beingを推進できる文系DX人材とは?」をテーマに講義するルゾンカ典子氏2

2023.12.20

Y&I学生交流事業「Let's go to Miyajima」

12月9日(日)Y&I学生交流事業で「Let's go to Miyajima」と題した日帰りツアーが実施されました。Y&I交流事業とは、学生が自ら企画・運営し、本学の全学生が留学生と交流できる活動です。コロナの影響で留学生と交流する機会が減少していたこともあり、「国際交流をもっと身近に感じてもらいたい!」と学生達が立ち上がり、広島・宮島へのバス旅行が企画されました。

実に4年ぶりの事業再開でしたが、今回の参加者は学生33名、留学生15名、総勢48名と大型バスが満席になるほど大人気の企画となり、厳島神社での参拝や杓子作り体験など、日本の文化にも触れながら楽しく交流することができました。

宮島へ向かうフェリーでの様子1
宮島へ向かうフェリーでの様子2
フェリーで宮島へ
野生の鹿と参加者
宮島を歩く参加者
野生の鹿に興味深々です
宮島伝統産業会館にて杓子作りを行う参加者1
宮島伝統産業会館にて杓子作りを行う参加者2
宮島伝統産業会館にて杓子作りを行う参加者3
宮島伝統産業会館にて杓子作りに挑戦!みんな真剣な表情です
完成した杓子と参加者1
完成した杓子と参加者2
個性あふれる杓子が完成しました
宮島を散策する参加者1
宮島を散策する参加者2
美味しいものを食べながら自由に散策
宮島を散策する参加者3
宮島を散策する参加者4

初めは緊張気味だった学生達も、宮島の自然の美しさに触れながら一日を通して交流を図り、楽しい時間を過ごしていました。本学生からは「異文化について話し合えてよかった。」という感想だけでなく、「日本の文化をうまく説明できなくて、悔しかった。」という声もあり、自国の文化を見つめなおす良い機会にもなったようです。

また今回の企画では国際文化学科だけでなく、他学科の学生も多く参加しており、国際交流への関心が高まっていると感じました。

企画した学生達は準備から当日のお世話までたいへんでしたが、よりよいものになるよう試行錯誤し、とても素晴らしい企画となりました。彼らはもちろん、参加した学生達もさまざまな交流を通してたいへん有意義な活動になりました。

集合写真

2023年度版 学生自治会・サークル連合会活動年誌「有隣」の表彰式を開催しました

12月19日(火)、2023年度版学生自治会・サークル連合会活動年誌「有隣」の表彰式を開催しました。

学生自治会・サークル連合会活動年誌「有隣」は、各サークルの1年間の活動をまとめた冊子です。新入生、在学生、受験生などに配られます。

(2022年度版「有隣」は こちら から閲覧できます)

毎年、表紙のデザインは学生から公募します。今年度は、6作品の応募があり、投票の結果、最優秀賞1名、佳作2名が選ばれました。

最優秀賞受賞作品

最優秀賞受賞作品。「青春」をテーマにした、青色ベースの作品です。爽やかなデザインが多くの学生の心をつかんだようです。

2023年度版学生自治会・サークル連合会活動年誌「有隣」の表彰式の様子

表彰式では、賞状と副賞の図書カードが渡されました。

2023年度版学生自治会・サークル連合会活動年誌「有隣」の表彰式 集合写真

完成した有隣は来年度4月から配布予定です。お楽しみに!

2023.12.20

冬のイルミネーションツリー点灯式が開催されました

2023年冬、本学にはじめて、イルミネーションツリーが誕生し、12月3日(日)に点灯式が開催されました。

このイルミネーションツリーは、「日本のクリスマスは山口から」事業と連携し、初めての試みとして設置されました。

点灯式当日は、コーラスサークルSOGによるパフォーマンス、公式マスコットキャラクター「わいぴよ」の登場など、楽しい企画が盛りだくさんでした。

点灯式の様子1
点灯式の様子2

イルミネーションツリーは、北キャンパス講堂前にて12月27日(水)までの間、毎日17:00から21:00.まで点灯しています。

イルミネーションと写真を撮る学生の様子1
イルミネーションと写真を撮る学生の様子2
イルミネーションと写真を撮る学生の様子3

2023.12.15

ぷちぼらスタッフが小学生に「ふくし講座」を行いました。

12月1日(金)、学生ぷちボランティアセンター(ぷちぼら)のスタッフ6名(1年生4名、2年生2名)が山口市内の放課後児童クラブに通う子どもたち(小学校1年生~5年生)に「ふくし講座」を行いました。

ぷちぼらでは、YPU共生社会プロジェクトとして、障害理解のための絵本作りなどコロナ渦でできるボランティア活動を進めていましたが、今年度入学した1年生の「小学生に手話を教えたい」という発信を受け、企画しました。

「ふくし講座」を行う前に、学校から帰った子どもたちと一緒に遊びました。

子どもたちと学生はすぐに仲良くなり、笑顔で遊ぶ様子が見られました。

学校から帰った子どもたちと一緒に遊ぶ学生ぷちボランティアセンター(ぷちぼら)のスタッフ1
学校から帰った子どもたちと一緒に遊ぶ学生ぷちボランティアセンター(ぷちぼら)のスタッフ2

そして、16時からいよいよ「ふくし講座」です。

この日のために、企画と準備をがんばった学生たちですが、本番はドキドキしたようです。

しかし、子どもたちが積極的に参加してくれたので、学生の表情もどんどん豊かになりました。

プログラムは、①自己紹介②聴覚障害のある人のコミュニケ―ション③手話クイズ④手話で挨拶をしてみよう⑤手話歌(あわてんぼうのクリスマス等)⑥おわりのあいさつ、でした。

「ふくし講座」を行う学生ぷちボランティアセンター(ぷちぼら)のスタッフ1
「ふくし講座」を行う学生ぷちボランティアセンター(ぷちぼら)のスタッフ2

学生からは、「子どもたちが積極的に手話について学んでくれた姿が印象的でした。子どものパワーに圧倒されましたが、自分たちも元気を貰うことが出来ました。」「始めは不安な部分もあったけど、手話を通じて子どもたちの笑顔を沢山見ることができて嬉しかったです。」「福祉教育を実際に展開してみて不安だったけど、子どもたち自身に楽しんでもらえてとてもよかったです。」等の感想がありました。

「ふくし講座」を行う学生ぷちボランティアセンター(ぷちぼら)のスタッフ3
「ふくし講座」を行う学生ぷちボランティアセンター(ぷちぼら)のスタッフ4

「ふくし講座」が終わった後も、学生と子どもたちとの交流が続き、一緒に遊んだり、お話したりしました。

ぷちぼらでは、12月5日(火)に反省会を行い、今後もYPU共生社会プロジェクトを行っていきたいという気持ちを共有し、次の企画にチャレンジ中です。