文化創造学科

2024.05.01

新1年生対象 山口暮らしの「スターターキット」配布

4月12日(金)、「地域文化論」の第1回授業にて、文化創造学科の新1年生約60名を対象に、県内各地の観光情報などを盛り込んだパンフレットをワンセットにし、山口暮らしの「スターターキット」として配布しました。

山口暮らしの「スターターキット」配布の様子1

授業では、湯田温泉旅館協同組合、株式会社豆子郎、山口県観光スポーツ文化部、JR西日本、周南観光コンベンション協会より、それぞれのご担当者様にパンフレットやノベルティを贈呈いただき、直接各機関の取組等についてご説明いただきました。

今年は特に、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2024年に行くべき52か所」にて世界各地の旅行先の中で山口市が3番目に掲載されたことから、世界から注目されている文化的な地域で学ぶ事の意義を実感してもらいたいと願っています。

参加した新1年生たちは、地域の皆さんの説明に熱心に耳を傾けながら、これから始まる「山口暮らし」に胸を膨らませているようでした。

企画した文化創造学科の斉藤理教授は、「在学中に、友人や家族たちとともに山口県内各地を訪れ、思いっきり楽しんで、地域のファンになってほしい」と話していました。

山口暮らしの「スターターキット」配布の様子2
山口暮らしの「スターターキット」配布の様子3

2023.10.13

文化創造学科 生活道具演習にて、「ながとブルーエンジェルス」のノベルティグッズをデザインします

今年度、文化創造学科の後期の授業の1つである生活道具演習にて、山口県長門市を本拠地とする7人制女子ラグビーチーム「ながとブルーエンジェルス」のノベルティグッズをデザインすることになりました。

これは、「ながとブルーエンジェルス」のメインスポンサーである、ヤマネ鉄工建設株式会社の受託研究として行われます。

初回、10月5日(木)には、「ながとブルーエンジェルス」の選手の方々が説明に来られ、学生たちは、7人制ラグビーについての理解を深めるとともに、実際に選手の方々に質問をしながら、ノベルティのイメージを膨らませていきました。

生活道具演習の様子1
生活道具演習の様子2
生活道具演習の様子3
生活道具演習の様子4

学生からは、「チームのユニフォームに込められた意味」や「これまで一番困難だったこと」などたくさんの質問が飛び交いました。

最後に、「ながとブルーエンジェルス」の選手の方々によるパスを実演していただき、学生にとって、とても貴重な経験となったようです。

生活道具演習の様子5
生活道具演習の様子6

集合写真

2023.07.14

「ライティング・コンシェルジュ」を再開しました

文化創造学科では、2・3年次生が1年次生の文章作成に関するピア・サポート(相互学習支援)を再開しました。

大学では、学びの成果をアウトプットする手段として、ライティングスキルが求められます。

7月に入ると、1年次生が初めてのレポート課題に戸惑うこともあります。

そこで、学年の近い先輩たちが、自分たちの経験を活かして、学生目線での支援しようというわけです。

しばらく中断していました「ライティング・コンシェルジュ」の活動もやっと再開できるようになり、支援者としての学生スタッフにもよい学びの機会となりそうです。

「ライティング・コンシェルジュ」の様子1
「ライティング・コンシェルジュ」の様子2

2023.03.10

地域文化創造論研究室の学生5名が「第17回ひとづくり・地域づくりフォーラムin山口」に参加しました

 2月18日(土)に、本学 国際文化学部 文化創造学科 地域文化創造論研究室の学生5名が、公益財団法人 山口県ひとづくり財団主催の「第17回ひとづくり・地域づくりフォーラムin山口」に参加しました。
 「ひとづくり・地域づくりフォーラム」とは、先進的な実践事例の発表や講義・演習、交流を通して、地域課題の解決を担う人材の育成と地域での実践活動につなげることを目的として開催されています。

 この日、学生は「提案!大学生が考える「若者がおもわず地域に惚れこんでしまう仕掛け」」というテーマで発表を行いました。地域文化創造論研究室にて、学生が日々活動している取組みの中から、それぞれ2つの事例を紹介しました。

 

【事例1】「ときめく」を地域に創り出す

 主に阿武町をフィールドに実践しました。消滅可能性都市に数えられる過疎化が進む地域の問題を解決するため、阿武町の絶景を味わうことができるユニークな講座を観光コンテンツとして提案し、地域外から来訪者を呼び込む仕組みを考案しました。この活動は、「2022年度キャンパスベンチャーグランプリ中国大会」で中国経済産業局長賞を受賞しました。

【事例2】「味見する」を広める取り組み

 主に下松市をフィールドに実践しました。まずは県内屈指の「ものづくりの街」として知られる下松市が、「観光対象」として、さらには「暮らして楽しい街」として認知してもらうため、「味見(来訪体験)」を促す動画を作成します。特産のレモンが使われたサイダーを「飲む」、美しい海と共にパエリアを「食べる」、着物を着て「散策する」など、とくに若い女性層も気軽に楽しめるコンテンツをミックスさせたPRムービーで、これまでにないスタイルで下松市の魅力を発信していきます。

 参加した学生からは、「今回の発表を通して、多くの人に関心を持って貰えたことを受け、改めてこの1年の活動は地域の知られていない魅力を伝えることに繋がったと感じる。今後も大学生としての視点を大切にしながら、地域とともに様々な取組みに挑戦していきたい」と、さらなる活動の発展を目指す意気込みを聞くことができました。

発表者5名の写真

【卒業生バトン(文化創造学科)】第十走:武永 佳奈さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 文化創造学科第十走は、馬場 裕之さんよりバトンを受け取った倉敷市立短期大学 服飾美術学科にて講師として勤務されている、武永 佳奈さんです!

*********************************************

 武永 佳奈(国際文化学部 文化創造学科 2010年度卒)
 倉敷市立短期大学 服飾美術学科勤務


 ~【仕事中の様子】学生に服作りを教えています。~

 高校時代から服が好きだった私は、中国地方でファッションが学べる四年制大学を求め、山口県立大学に入学しました。
 在学中は、昨年ご退職された水谷先生の指導のもと、企画・デザイン研究室に所属し、ファッションショーの企画や運営に力を入れました。その他にも中山間地域の活性化プロジェクトとして、山口市徳地地域に出向き、地域で受け継がれていたモンペをリデザインした作品や徳地手漉き和紙を使ったものづくりを行ったことも思い出です。
 文化創造学科では、幅広くデザインについて学びます。その経験を活かし、同学の大学院へ進学、大学院修了後はファッションブランドの個人事業を立ち上げ、起業しました。イベント企画なども仕事とし、地域資源であるデニムを使ったコンテストの運営なども行いました。そうした経緯から、ジーンズの産地である倉敷の短大へ講師として勤めることになりました。
 現在は、倉敷市立短期大学の服飾美術学科で「服飾造形実習」やデニムについて学ぶ「デニム学」などの授業を教えています。大学での学びが大きく活かされています。
 次にバトンを渡すのは、大学時代、夜遅くまで被服室で製作をしていることが多かった私と同じく、木工室で遅くまで作業をしていたことで出会い意気投合した、飛鳥ちゃんです。

 
~【大学時代の思い出の写真】軽音サークルに所属していました。大学祭や地域のライブハウスでライブをしていました。(一番左)~