みなさん、こんにちは。無事に新年をカナダで迎える事が出来ました。日に日に気温は下がり、雪が積もっている生活も"あたりまえ"になってきました。今回は、私が新たに履修したクラスの内容、前回に引き続き日常の生活の一部を紹介していきます。

Winter semester の授業

ESL125 - English Phonetics and Pronunciation

英語を第二言語とする留学生向けクラスです。教授は、昨年もお世話になったトム先生です。トム先生は、ユーモアに溢れていて、毎回楽しんで授業を受けています。今更聞けない素朴な疑問にも、丁寧に答えてくれるので、躊躇いなく気になることを知ることができます。

この授業では、主に教科書に添いながら、発音や口頭表現について学びます。授業中は、学生全員に発言する機会があり、グループワークも多いので、積極的に他国の留学生と交流しながら、学びを深めることができます。課題として、二週間に一回、お題に沿ったスクリプトを自身で作成し、録音したボイスを提出します。

FRE115 - Introduction to French Phonetics and Aural Comprehension

フランス語のクラスの中でも、発音に特化したクラスです。とても初心者向けで、少人数クラスなので、ゆったりと授業を受けることができます。
フランス語の発音はとても難しく、日本語や英語には無い独自のものも多数存在するので、発音できるようになるまでかなり時間がかかりましたが、母音や子音ごとに、詳しく練習することで、発音できるようになりました。授業では、イラストを参考にしながら、舌の位置を意識する実践的な練習をしたり、フランス語の曲を聴きながら、フランス語独自のリズムやイントネーションについて学んだりします。また、スクリプトを他の学生と読むペアワークも多いです。

FRE101 - French II

フランス語の文法についてのクラスです。全学期に引き続き、同様のクラスを履修しました。レベルは、中学2年生の英語レベルです。毎回、発言する必要があるので、予習復習は欠かせません。毎回、授業ごとにオンラインでの小テストがあり、二週間に一回オンラインでの単元まとめテストがあります。実生活で使えるフレーズや、単語を学ぶことができるので、日常的に使う練習を授業外でもしています。

MUS116 - Film Music II

音楽の座学の授業です。これは、映画のテーマソングではなく、作中で使われたBGMに焦点を当て、その音楽が映画にどのような影響を与えるのかを考える授業です。レトロな映画、ミュージカル映画、アニメ映画、コメディ映画、ホラー映画など、幅広いジャンルの映画が教材として扱われています。エッセイが多く、また作品の視聴に時間がかかるので、少々大変ですが、今まで考えたこともなかった視点から映画を見られるようになったので、より深く映画を理解することができます。

日常生活

1月の初め、こちらで一番仲の良かったマリアが交換留学の期間を終え、コロンビアに帰国するため、モントリオール空港まで見送りに行きました。料理を作ったり、ギターで歌を歌ったり、アニメを一緒に見たり、モントリオールまで一緒に観光した想い出が蘇り、別れの際には泣いてしまいました。お互い、母語ではない英語でコミュニケーションをとっていましたが、言語の壁を乗り越えて、彼女とは深い友情を築くことができたように感じます。マリアの居ない新学期はとても寂しいですが、お互いまた会う約束を胸に頑張っていきたいです。

学校で毎週開かれるパーティーにも、時々参加をします。初対面でも気軽に話しかけてくれる学生が多いので、交友関係を広げる大切な場所です。カナダに来た始めの頃は、"Hi"を言うだけでも緊張していましたが、最近は勇気を振り絞り、積極的に声をかけられるようになりました

山口県ではなかなか体験できないほど雪が積もっているので、留学生たちと雪遊びをしました。雪に埋もれたり、スノーエンジェルを作ったり、とても楽しかったのですが、コートのチャックを閉めていなかったのでスマホが行方不明になってしまいました。運よくすぐに見つかったので本当に安心しました。皆さんも、雪遊びをする際には絶対にチャックを閉めてくださいね。

美容院で髪を切り、カナダに来てしたいことの一つを叶えました！とても緊張しましたが、英語で要望も伝えることができ、美容師さんと楽しく会話をすることもできました。

2月には、ビショップス大学が主催するオタワ旅行に参加しました。費用はとても安いのに、バス代、ホテル代、全てのミュージアムの入場料が含まれているので、今後ビショップス大学に来る予定の学生の方は、このようなイベントにはぜひ積極的に参加してください！

この旅行では、主にミュージアムを回りました。自然博物館、美術館を巡りましたが、私は戦争に関する歴史博物館に感銘を受けました。日本では習うことのなかった戦争について、当時の生活や使用されていたものをガイドの方から解説してもらい、知識を深めることができました。

自由時間には、友人とアイススケートに出かけました。初めての経験でしたが、想像していたよりも滑ることができました。また、カナダで有名なビーバーテイルというお店でスイーツを購入しました。

映画が好きなので、映画館にもよく訪れます。基本的にはフランス語ですが、稀に英語吹替も上映されています。毎度のことですが、ポップコーンはとても大きいです。

2月後半からは、Reading weekが始まりました。Reading Weekとは、ビショップス大学が独自に設けている学生のための大型連休です。この期間に旅行に行く学生も多いですが、私は帰国時に旅行に行く予定なので、今回の連休は基本的にキャンパス内で過ごしました。その間に、帰国に向けての飛行機や観光用のホテルを予約したりました。もう留学生活も終わりが迫っていると考えると寂しいです。残りのカナダ生活も悔いのないよう、精一杯楽しんでいきたいです！