慶南大学校(2018年度交換留学生)国際文化学科3年 三ノ上若葉<3号 2018年7~8月>


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はじめに

 夏休みが終わり、2学期が始まりました。今回は夏休みの過ごし方と2学期の履修について報告します。

夏休みの過ごし方

 1年という限られた留学期間で、夏休みをどう過ごすか、ということに悩む人もいると思います。大学の夏休みは、6月末から8月いっぱいまで約2か月間あります。その間ずっと韓国で過ごすか、それとも日本に帰るのか、私も悩みました。せっかくの留学生活なので、韓国で過ごした方がいろんな経験もでき、言語面でも常に成長し続けることができます。しかし、インターンシップへの参加など、日本での計画や目標があるならば、帰国することも悪くはないと思います。私は1学期の間、自分のやりたいことと使えるお金の制限のギャップに苦労したため、夏休みは日本でアルバイトをし、2学期に後悔なくやりたいことをするための準備をしました。そのため夏休みのうちのほとんどは日本で過ごしました。
 一時帰国をするためには、いくつかの手続きが必要です。まず大学の対外交流所(グローバルセンター)に一時帰国申請書を提出します。そして夏休み中の寮は1日単位で寮費を支払うため、寮の事務所にも帰国日と入国日の申請が必要です。夏休み期間中の寮費は、夏休み前に銀行で支払います。また、夏休み期間限定で部屋割りが変わるため、引っ越しもしました。

1学期の成績

 1学期の成績は、夏休みが始まって1週目から2週目の間に発表されました。大学のHPの"学生情報システム"から確認することができ、A+~Fで評価されます。慶南大学校はほとんどの授業が相対評価ですが、留学生には少し配慮をしてくれる授業もあります。1学期の成績は自分が想像していたよりも良い評価をもらえたのでホッとしました。2学期も、真摯に授業に取り組みたいと思います。

履修登録について

 2学期の履修登録は、夏休み中の定められた期間に各自で行わなければなりません。慶南大学校は、履修登録日の前の週に事前申請期間が設けられており、そこでまず自分の受けたい授業を仮登録します。仮登録の時点で定員内であれば本登録まで完了、仮登録の時点で定員超過の場合は履修登録日に再登録をしなければなりません。

仮登録の結果。×になっている授業は定員超過だったため、後日再登録をしました。

本登録が終わり、私の後期の時間割はこのようになりました。

 2学期の履修科目は「文芸創作論」「慶南地域の歴史と文化」「基礎生活英語会話」「中国の理解」の4科目、合計12単位です。1学期は授業の雰囲気や韓国語に慣れるために分かりやすい授業を選びましたが、今回は県立大学との単位互換の事も考えながら履修を組みました。授業の内容については、また次回報告していきたいと思います。

おわりに

 夏休みが終わり、新しい学期が始まったため、また新たな出会いがありそうです。夏休みを日本で過ごし、気持ちをリセットすることができたので、2学期からまた充実した留学生活を送りたいと思います。