曲阜師範大学(2016年度日本語TA)国際文化学科3年 櫛田楓<4号 2017年3~4月>


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 2月27日から後期が始まり、もう2か月経ちました。斉魯理工学院では桜(のようなもの)が咲き、あっという間に春です。後期からまた授業時間が変わり、これまでは午前8時10分から1コマ目が始まっていたのが8時30分からになりました。他にも休憩が10分から5分に短縮されたりと、はじめは慣れるのが大変でした。


校庭の花

 また、今学期からは授業も少なくなり、日本語の授業は火曜と木曜のみです。日本語の授業では、以前よりも学生たちに満遍なく発言の機会を与えられるようになりました。また、週2回授業がある中で、息抜きのような日を作ることもあります。そのような日は、今までに学んだ文型や単語を使ってゲームをしたり、グループワークをしたりします。
 3月末には1、2年生合同で「日本語アフレコ大会」をしました。これは、もうひとりの日本語教員の方のアイデアなのですが、学生たちも一生懸命練習してくれたこともあり、おもしろい大会になりました。語学系のイベントがほとんどないので、学生たちにとっても新鮮だったのではないでしょうか。5月末はスピーチ大会も予定しています。


アフレコ大会

 今学期から韓国語の先生に誘われ、韓国語の授業に週2回ほど参加できることになりました。これが結構大変で、課題も多く、予習しなければついていけません。しかし、留学前は韓国語を履修していたこともあり、頑張って続けることにしました。この授業に参加することで、韓国語以外にも得られるものがあります。例えば、韓国語の授業も日本語と同じくネイティブの教員が行うので、自分に足りないところに気づくことができますし、新しくアイデアが浮かんだりもします。
 その他の活動では、休みを利用して改めて曲阜を観光しました。曲阜の世界遺産である「孔府」、「孔廟」、「孔林」を訪れたり、山東料理を楽しんだりしました。決して都会ではありませんが、古き良き中国の街並みが多く残っており、曲阜の長い歴史を改めて感じました。
 TA生活も残り2か月ほどですが、何事にも手を抜かず精いっぱいやろうと思います。


世界遺産