桜の森アカデミー「子育てマイスターコース」 ―子どもと子育ての理解―

 子育てマイスターコースでは、柔軟でユニークな教育内容により、自分と周囲の人々の健康の維持と「育ち合い(愛)」のための知識と技術のある人材の育成を行っています。また、マイスターを目指しながら、所定の講座を修得すると「子育て支援員」の資格を得ることが出来ます。

 6月14日(火)に、子どもの本来の育ちについて理解を深め、子どものとらえ方について学んだ「単元Ⅰ 子どもと子育ての理解(15時間)」のまとめとして、本学社会福祉学部の内田充範教授による「総合演習」を行いました。

 講座はグループディスカッション形式で行われ、「少子化社会における保育所待機児童の増加」「保育所待機児童が減少しない理由」「子育ての困難さが生む課題」「子育てマイスターとしての役割」の4つのテーマから、グループごとに1つを選んで話し合い、他のグループへの発表を通して、情報共有しました。


 どのグループも、テーマについて解決に向けた具体的な提案やこれからの自分の役割など、同じ学びを重ねてきた仲間と熱い思いを出し合っていました。
 学生・子育て世代・孫育て世代など幅広い年齢層の受講生がお互いに意見を共有することで、共感したり、新たな気づきもあったりと、充実したグループディスカッションになったようです。