2018.03.12

アクティブシニア支援センターでフォーラムを開催しました


 アクティブシニア支援センターでは、東京圏等からのアクティブシニアの移住を促進し、市内の高齢者がいきいきと活躍できる地域社会の形成を目指す「山口市生涯活躍のまち構想」の実現に向けて、移住者を支える「地域交流拠点コーディネーター」の育成とそのネットワークの形成に取り組んでいます。
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 この取組の一環として、2月18日(日)、山口市との共同主催で「生涯活躍のまちフォーラム〔地域のエンジン~山口市版CCRCの可能性~〕」を開催しました。
 本フォーラムは、市民が生涯にわたり活躍できるまちづくりについて考えることを目的として、基調講演とパネルディスカッションを行いました。

 前半は、三菱総合研究所主席研究員 松田智生氏を講師として招き、「チャンスをつかむ大学連携型コミュニティの可能性」と題した講演がありました。
 「CCRC構想」について「関東圏の高齢者に対し、地方への移住と地域コミュニティへ参画を促すことで、地域の活性化と高齢化社会への対応を目指すもの」といった説明があり、この構想実現のために大学と地域が連係することの重要性を確認できる内容でした。
 講演の間、講師が演台から降りて来場者にマイクを向けるなど、終始和やかな雰囲気でした。


 後半は、パネルディスカッションを行いました。
 モデレーターは本学アクティブシニア支援センター長の田中マキ子教授、パネリストに地域力創造アドバイザーの泉谷勝敏氏、山口商工会議所副会頭の川久保賢隆氏、Uターン移住者で認定就農者の関和貴氏、おおどのコミュニティ協議会会長の岡野公紀氏、コメンテーターは基調講演の松田智生氏で行われました。


 まず、パネリストがそれぞれの立場で生涯活躍のまち構想への取組み、課題、展望などを語りました。泉谷氏は周防大島での定住促進の取組み、川久保氏は若い人材が山口市に定着するための指針を示しました。また、関氏は中山間地域における農業の担い手確保への取組み、そして、岡野氏は自治会含む地域での移住者サポートを主体に発表しました。



 その後、来場者を交えたトークセッションへと移り、来場者からは、「若者が戻ってくるようにもっと郷土愛を醸成する仕組み作ってはどうか」「健康維持を目的としたマップ・標識等を整備したらどうか」などの建設的な意見があがっていました。

 最後に、コメンテーターの松田氏が「続ける、深める、広める」と、3つのキーワードを掲げ、「フォーラムなど活動を続け啓発していくこと」、「実施すべきことをもっと掘り下げていくこと」、「山口のみならず全国へ、また課題解決先進国として世界へ広めていくこと」を目標として示し、フォーラムは終了しました。