キッズもぐもぐチャレンジ 「スーパーマーケットをたんけんだ!~ゴハンジャーと思いを込めて おしずしをギュッギュッギュッ☆~」


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2日目の活動の様子

たのしいなみんなお友だち大作せん

 ゴハンジャーが登場し、「合わせてパッチン」や「食べもの発見隊」というゲームを行い、1日目と同じように子どもたちの心と体の緊張をほぐしました。


お買いもの

 ここでは、ただ買い物を楽しむのではなく、普段買い物をしてくれている人に感謝の気持ちが持てるよう、実際に買い物をするという体験を取り入れました。
 まず、各グループに分かれて、昨日決めた押し寿司の具材と買い物での係りを振り返り、実際にスーパーマーケットに買い物に行きました。
 買い物中は、昨日の体験や見学したものも見ながら、班のみんなと一緒に食材を探したり、レジに並んでお金を支払ったりしました。参加した子どもたちは、昨日体験したことを思い出しながら、店内で楽しそうに買い物をしていました。
 引率していたゴハンジャーメンバーの学生は、「昨日、体験や見学したものはどこに売っているかな?」という声掛けをして、昨日の体験を振り返りながら、昨日の体験と今日の買い物を結びつけたり、「どの種類のハムを買ったら人数分足りるかな?」という声掛けをして、子どもたちの力で食材を選ぶことができるようにしたり工夫しました。


作ってみよう

 ここでは、ただ調理するだけではなく、普段料理を作ってくれている人に感謝の気持ちが持てるよう、実際に調理をするという体験を取り入れました。
 買い物した後は、ゴハンジャーメンバーの学生たちが包丁の正しい使い方を教え、実際に買ってきた食材を切ってもらいました。


 盛り付ける食材の準備ができた班から、押し寿司の土台になる酢飯を型に入れ、一人ずつ思いを込めてギュッギュッギュッと押していました。この時、酢飯に鮭フレークを混ぜたり、酢飯と酢飯の間にレタスを挟んだり、班によって様々な方法で土台を作っていました。


 みんなの思いが込められた押し寿司の土台が完成し、残っている具材をのせて完成しました。


 ゴハンジャーメンバーの学生は、「包丁を使う時には何に気をつけるんだったかな?」という声掛けをして包丁の正しい使い方を振り返ったり、「感謝の気持ちを込めて優しくギュッギュッギュッってしようね。」という声掛けをしたりしていました。

おひるごはん

 子どもたちが作ったオリジナルの押し寿司は、ゴハンジャーメンバーの学生が作った和風スープとフルーツポンチと一緒に、食べ物が口に入るまでに関わってくれた人に感謝の気持ちを込めてみんなで「いただきます!」と言っておいしくいただきました。
 自分たちが作った押し寿司が美味しかったからか、「おかわり!」と言ってたくさん食べていました。普段は野菜を食べるのが苦手な子も、自分たちで協力して作ったため、苦手な野菜も食べている様子が印象的でした。


ふりかえり

 「ごちそうさま!!」の合掌の後は、2日間の活動をおうちの人に伝えるために、思い出シートに感想を書いてもらいました。
 子どもたちの感想の中には、「おしずしをつくるのはたいへんだったけどたのしかったです。」「いろいろちょうせんしたくなりました。」などという感想もあり、2日間の活動で様々なことが学べたのではないかと思います。また、ゴハンジャーの絵を描く子どももおり、ゴハンジャーのことが大好きになったようでした。


 今回の2日間の活動を通して、子どもたちが班のお友達と仲良く協力しながら、普段は見ることができないスーパーマーケットのお仕事を体験・見学したり、買い物や料理を楽しんだりする姿を見ることができました。2日間を通して、食事ができるまでには、いろいろな人が関わっていることを知り、感謝の気持ちを抱くきっかけとなったのではないでしょうか。
 ゴハンジャーメンバーの学生も、2日間のプログラムでしか見られない子どもたちの成長を見ることができ、非常に貴重な体験となりました。