慶南大学校との共同行事を行いました


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 2014年9月19日から9月27日(土)の8泊9日間、山口県立大学グローバル人材育成推進事業のプログラムを通じて、本学学生と慶南大学校学生が、韓国で「ジャント」(※韓国語で「市場」の意味。)を企画運営しました。


 この企画のはじまりは、2014年1月にグローバル人材育成推進事業の一環として本学で開催されたセミナーで、山口市と姉妹友好都市である馬山地域の再生と商圏活性化に関連した「3E(experience, economic, education)小道旅行」について学んだことです。そのセミナーを通して、慶南大学校と昌原市の地域財団が共に実施している、地域社会の再生と成長に向けた取り組みに関心を抱き、この度「YPU&ジャント」のスタディープログラムを通じて、①「幸せな地域社会つくり」を考える日韓大学生共同セミナーの参加、②3E小道旅行 体験を通し、地域活性化について学ぶ研修を行うこととなりました。

訪問1日目(9月20日)

フリーマーケットのブース運営

 毎月第3土曜日に行われるフリーマーケットでブース運営を行いました。山口の紹介とともに、小野茶や豆子郎の試飲試食、大内人形塗り絵、けん玉遊びを行い、浴衣を着用した学生が来場者への呼びかけや質問への対応を行いました。ブースは大盛況で400名以上の来場がありました。



訪問2日目(9月22日)

日韓大学生共同セミナー開催

 本学より山口市の地域の現状と課題の発表、慶南大学生の地域活性化についての提案を発表しました。その後、「幸せな地域社会作り」について話し合うワークショップを実施しました。文化が違うからこそ、新たなアイデアや意見交換ができました。


訪問3~5日目(9月23日~25日)

日本文化体験館

 紙芝居(韓国語と日本語)、徳地和紙のしおり作り、大内人形塗り絵、小野茶試飲、伝統遊び(けん玉、折り紙、お手玉)、浴衣着付け体験などを行いました。小学生、高校生、大学生の参加があり、合計約150名が来場しました。



 財団の方から商店街や地域の活性化の取組について説明をうけ、商店街のボランティアガイドの方とともに商店街散策や工芸体験を行いました。


 スタディツアーの準備や実施を通して、学生が「山口市」という地域について改めて考えるきっかけとなった。グローバル人材育成推進事業では「地域のかかえる問題解決を、国境を越え一緒に考えることができる」人材育成を目標の一つとしている。韓国の地域問題と山口の地域問題を一緒に考えるよい機会となりました。

慶南大学校のHPにも記載されました。

日本語訳日本語訳 (PDF:211KB)