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ネットワーク社会でのマナー

 私達が社会で生活する上で他人とのコミュニケーションをとる場合、そのコミュニケーションを円滑にするためのエチケットがあります。インターネットなどのネットワークをコミュニケーションの手段とする場合、多くは相手の顔が見えないことから、文面で相手の感情や語気を推測することになり、うまく意思疎通ができないことによるトラブルが発生します。そのためネットワークという特異な通信手段を用いてコミュニケーションをとる場合のエチケットとして、ネチケット(network + etiquette)と呼ばれるガイドラインが作られています。ネチケットは、インターネットを使うときのマナーとして心に留めておいてください。

1.インターネットに接続する際の注意

1)コンピュータのソフトは、こまめにアップデートしましょう。

 コンピュータで使用するソフトウェアはメーカーから修正プログラムが出されることがあります。この修正プログラムの多くはプログラムの不具合やセキュリティの問題を修正するものです。できるだけ修正プログラムを適用し、最新のものにアップデートしておきましょう。(Windowsの場合は「Windows Update」の「重要な更新とサービスパック」を適用すること。Macintoshの場合は「ソフトウェアアップデート」で修正プログラムをインストールすること。)

2)アンチウイルスソフトを導入しておきましょう。

 インターネット等に接続する情報端末については、必ずアンチウイルスソフトを導入したものを使用し、アンチウイルスソフトのカタログファイル(ウイルスパターンファイル)を最新のものにしておかなければなりません。

3)メール等のパスワードは他人に知られることのないよう、厳重に管理すること。

 あなた宛のメールは、あなたのユーザーIDとパスワードがわかれば誰でもみることができます。ユーザーIDはメールアドレスを知っていれば誰でもわかりますから、パスワードは誰にも知られることのないよう厳重に管理してください。パスワードの変更は下記リンクからお願いします。

2.電子メールのネチケット

電子メールを送る際の注意事項

1)件名(Subject)は本文の内容を適切に表したものにしましょう。

 件名はわかりやすく、相手によっては半角アルファベットで書くようにしましょう。 また、人によって受信環境は様々ですので、本文が長文の場合には件名のあとに「(長文)」と付けておくようにしましょう。

2)届けたい相手の名前と自分の名前を書きましょう。

 電子メールは、個人のメールアドレスの様に見えても、実は会社の××課のアドレスである場合もあります。メールの最初に「○○さんへ」というようにメールを届けたい人の名前を書くようにしましょう。また、自分の名前を「山口県立大学の△△です。」と名乗ることも忘れないようにしましょう。メールの最後に署名を付けるとわかりやすいですが、長文の場合には最初にも名乗っておいた方が無難です。

3)できるだけテキスト形式で送りましょう。

 電子メールにはテキスト形式とhtml形式があります。テキスト形式は文字情報だけを送るもので、それに対し、html形式は本文に写真や図表をレイアウトしたり、文字に色を付けたりすることができ、多彩な表現ができます。しかし、人によってはhtml形式の電子メールに対応していないメールソフトを使っている場合や通信速度が遅い環境で受信している場合、あるいは出先でメールをチェックする場合は携帯電話、PDA等で受信される場合もあります。またhtml形式はテキスト形式に比べ同じ文字情報でもメールのサイズが大きくなります。したがって、特に必要にない場合はテキスト形式のメールを使うようにしましょう。どうしてもhtml形式を使いたい場合は、受信者がhtml形式のメールを受信できる環境にあることを確認してから送るようにしましょう。

4)使用する文字に注意しましょう。

 インターネットでは様々な種類のコンピュータが使用されています。自分のパソコンでうまく表示されていても、相手のパソコンではうまく表示されないこともあります。その多くは、機種依存文字を用いたことによるものです。また半角カタカナは機種によっては誤動作を招く原因となりますので絶対に使ってはいけません。

5)電子メールには秘密事項は書かない様にしましょう。

 電子メールはハガキの手紙と同じで、配達の途中で他人に見られる可能性があります。したがって、クレジットカードの番号や暗証番号、人事、入試関係書類等の他、プライバシーに関わるものや漏れては困る情報は絶対にメールに書いてはいけません。

6)送信前に宛先をチェックしましょう。

 メールの返信機能を使って返信する場合は、宛先が返信したい人のアドレスになっているか確認してから送信しましょう。メーリングリストにきたメールの場合、メールソフトの返信機能を使うと宛先がメーリングリストになることがあります。個人的な返信ですむ場合は、メーリングリストではなく個人宛に送信するようにしましょう。個人的なメールを間違ってメーリングリストに送信するとネットワークに余計な情報が流れるだけでなく、最悪の場合、メールの内容によっては個人のプライバシーが暴かれるなんてことになってしまいます。実際に個人のプライバシーが不特定多数に知られてしまうという事故が時折起こっているので、自分を過信せず送信前には必ず宛先をもう一度確認しましょう。

7)引用は必要最小限にしましょう。

 メールソフトによっては、返信機能を使うと自動的に前のメールを全文引用してしまうものもあるようです。もともと引用はメールのやりとりで、どのメールに対する返答なのか、話の流れが相手にわかるようにするために使われるものです。むやみに全文引用するとネットワークの情報量が大きくなるとともにサーバにも余計な負荷をかけてしまいます。ですから、話の流れがわかる最小限の引用にとどめるようにしてください。

8)ファイルを添付するときには注意しましょう。

 メールにファイルを添付するときには本文に例えば「sample.jpgという名前のファイルを添付します。jpeg形式の写真です。」というようにファイル名とどんなファイルであるかを書いておきましょう。何も記述がない場合はウイルスと思われて削除されるかもしれません。また、容量の大きなメッセージや添付ファイルはメールサーバに負荷をかけてしまいます。添付ファイルはできるだけ圧縮ソフトを用いて、圧縮して送るようにしましょう。その場合は、相手が解凍できる形式であることをあらかじめ確認しておきましょう。

9)送信する前に一度読み直しましょう。

 メールを送信する前には一度全文を読み直してみましょう。誤字脱字はもちろん感情的になっていないか、誤解されるような表現を用いていないか等をチェックし、最後に送信先を確認してから送信するようにしましょう。

10)メールの転送を設定するときは転送ループにならないようにしましょう。

 メールの転送を設定するときは、A→Bの転送とB→Aの転送を両方設定するとA→B→A→B→・・・というような転送ループになってしまいます。転送ループに陥ってしまうとメールボックスがパンクしてしまい、サーバに大きな負荷をかけてしまうだけでなく、そのサーバを利用している他の人にも迷惑をかけてしまいます。絶対に転送ループにならないようにしてください。

電子メールを受け取る際の注意事項

1)メールの添付ファイルは無闇に開かないようにしましょう。

 コンピュータウイルスの進入経路で一番多いのは、メールの添付ファイルからのものです。知らない人から来たメールやたとえ知人であっても、本文に添付ファイルがある旨の記述がない場合や怪しい名前の添付ファイルは無闇に開かないようにしましょう。また、アンチウイルスソフトなどによるコンピュータウイルス対策とカタログファイルの更新も忘れずにしておきましょう。

2)メールをこまめにチェックするようにしましょう。

 メールのアカウントを持つということは、そのメールの受信をチェックする義務を負うことになります。大学で配布されるメールアカウントは重要な情報伝達の方法としても用いられますので、こまめにチェックするようにしましょう。
 また返信が必要なメールを受け取ったら、返信することを心がけましょう。すぐに返信できないときは、受け取った旨の返信をしておいて、あとからきちんと返事を送るようにしましょう。

3)SPAMメールに返信してはいけません。

 未承諾広告のようなSPAMメールを受け取った場合は、「今後このような情報を受け取りたくなければ、下記のアドレスに返信しなさい」あるいは「下記のURLをクリックしなさい」というような記述があっても、有効なメールアドレスを確認するための罠であることがあるので、決して返信やURLをクリックするなどしないようにしてください。

3. インターネットのネチケット

1)インターネット上のサービスはすべて他人の所有物です。

 インターネット上のサービスにはWWW, FTP, telnet等があります。インターネットを利用する場合、これらのサービスのすべては他人の所有物であることを覚えておきましょう。

2)インターネット上の情報は正しいとは限りません。

 インターネット上の情報はどんな情報でも、それが最新のものであるとか、正確なものであると仮定してはいけません。情報の信頼性を裏付けるものとして、

* 発信者の連絡先は明記されているか。
* 引用の出所や情報の確認先が明示されているか。
* ウェブページの更新日は表示されているか。
* 長い間運営されてきたウェブページかどうか。
* 他のメディアで情報の裏づけができるか。

等を目安にし、確認することで情報の信頼性を判断しましょう。

3)インターネット上を流れる情報は無防備です。

 インターネット上を流れる情報は、特に暗号化技術により暗号化したり、他人から覗かれないようなセキュリティを施していない限り、無防備な状態で転送されています。仮にあなたの個人情報をホームページで入力し転送した場合、転送の途中で第3者に覗かれる可能性があることを覚えておきましょう。

4)ミラーサーバを利用しよう。

 人気の高いサーバの情報が欲しいとき、そのサーバのミラーサーバの一覧が提供されていれば、必ず近くのサーバを利用するようにしましょう。

5)インターネットは地球上のサーバを渡り歩くものです。

 情報の中にはあなたの属する社会とは著しく異なった文化や生活様式を反映したものもあるかももしれません。あなたにとって不快な情報があったとしても、それが許容されている地域のものかもしれません。いつも寛大な心を保つ様にしましょう。

6)P2P(ピアツーピア)ファイル共有はしてはいけません

 著作権侵害の恐れがあるので、P2P技術を利用したアプリケーションによるファイル共有は行ってはいけません。

7)ネットワーク機器の設置

 ネットワークハブの設置は慎重に行ってください。全学のネットワークが停止する恐れがあります。

参考文献

ネチケットガイドライン、サリー・ハンブリッジ著(インテル社, 1995年10月)
 高橋 邦夫訳(東金女子高等学校, 1996年2月2日)
 http://www.cgh.ed.jp/netiquette/rfc1855j.html> (2002年9月25日ダウンロード)
インターネットを利用する方のためのルール&マナー集(財団法人インターネット協会)
 http://www.iajapan.org/rule/rule4general/ (2002年9月25日ダウンロード)
インターネット はじめの一歩(株式会社インセプト)
 http://www.ippo.ne.jp/(2002年9月25日ダウンロード)

 この「山口県立大学ネットワーク使用心得」は上記参考文献をもとに山口県立大学情報ネットワーク委員会セキュリティ部会が作成しました。

2002年9月作成

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