「子育てピアカウンセリング」を開催しました

 地域交流スペースYucca(ユッカ)では、親子で参加出来る行事や子育て中のママ達が集う場を開催しています。その一つに「子育てピアカウンセリング」があります。
 「子育てピアカウンセリング」は未就学児を子育て中のママ達が語り合う場で、臨床心理士でもある本学社会福祉学部の大石由起子准教授と助産師が進行役を努めています。また同じフロアで本学社会福祉学部の学生たちが子ども達を見守ります。
 「ピア」とは、仲間のこと。小さな不安も、大きな不安も、どんなことでも話せる「仲間」が作れるのが、子育てピアカウンセリングYuccaの魅力であり、お茶を飲みながら、気楽に話しが出来る「場」作りを目指しています。

 9月26日(月)は、昨年度から継続して利用されている親子2組が参加しました。
 久しぶりの参加の方もいらっしゃり、まずはご自身の近況報告からスタートしました。そして9月ということもあり、夏休み中の子どもの話になりました。
 小学生や幼稚園児の兄弟と過ごした夏休みは、遊び相手がいて嬉しい反面、泣きわめくこともありましたが、夏休みが終わると、下の子たちは常に「ママ」「ママ」と甘え、夏休みとのギャップにちょっぴり戸惑いもあるようです。
 さらにこの日は、『あかちゃんのドレイ。』(大久保ヒロミ著)という本についての話題に花が咲きました。この本は、子育てに奮闘する著者の心の叫びを描いた育児漫画で、「知ってる!何度も読んだ!」と声があがりました。著者と同じく子育て奮闘中の参加者たちは、自分に重ね合わせながら読み、勉強になることもあったようです。


 少人数でアットホームな雰囲気の中、ママ達は内容の濃い話ができ、また子ども達は学生としっかり遊び、和やかな会となりました。