桜の森アカデミー「在宅ケアマイスターコース」 ―職務の理解―

 桜の森アカデミーでは、家族等の地域の介護力を高めるために、介護に関する基本的な知識と技術を修得することを目指して、在宅ケアマイスターコースを開講しています。本コースを修了すると、在宅ケアマイスターの称号が授与されるだけでなく、厚生労働省の指定する「介護職員初任者研修修了証書」を取得することもできます。

 5月21日(土)に平成28年度の「在宅ケアマイスタ-コ-ス」がスタ-トし、本学社会福祉学部の横山正博教授が、「多様なサ-ビスの理解/介護職の仕事内容と働く現場の理解」についての講義を行いました。



 講義では、介護サ-ビスの種類(訪問系サービス、通所系サービス、短所入所系サービス、いわゆる在宅三本柱)とその特性や、サービスを利用される方の様子などについて学び、介護職がどのような環境で、どのような形で、どのような仕事を行うのか、仕事内容や働く現場を具体的にイメージしながら、以降の研修に実践的に取り組めるよう理解しました。

 今回は、仲間とともに「在宅ケア」の専門知識と技術について学んでいく、初めての講義でした。受講生は介護される側の立場や気持ちに沿った介護の実践者を目指し、8月末までに130.5時間のカリキュラムを学んでいきます。