地域公開ワークショップ「みんなちがって―文化や宗教の違いを保ったまま共に生きるには」


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 地(知)の拠点整備事業(COC事業)では、山口県の地域課題解決に向けた学際的研究の一環として「やまぐち学」研究チームを構成し、県政課題である「コミュニティづくりや交流人口の増加」に対応した研究「山口県のインバウンド観光に資する新やまぐち学の構築―『グローバルやまぐち』としての観光文化学―」を行っています。

 この「やまぐち学」研究の一環として、ボストン大学教授であり本学客員教授のアダム・セリグマン教授を迎えて一泊二日のワークショップを行います。
 文化や宗教が異なる様々なアイデンティティをもった人々がともに暮らし、互いに譲れない違いがあることを認め、「他者」から学ぶというプログラムを、あなたも実際に体験してみませんか。

 セリグマン教授は、2003年にボスニアとヘルツェゴビナ、クロアチアで文化と宗教の違いを実感するための合宿、CEDARプログラムを行いました。その後、毎年ブルガリア、イギリス、イスラエル、インドネシア、ウガンダ、アメリカなどで開催し、のべ50か国から学生、社会人、宗教指導者と社会のリーダーたち合計500人が参加してきました。

 今回のプログラムでは、まず神社や教会を訪ねて参加者の間の違いを実感しつつお互いを知り、その後自然に囲まれた徳地青少年自然の家に移動してCEDARの2週間を凝縮させた経験を共有します。きっと「みんな違ってみんな変(いい!)」を実感できるでしょう。

日時
2月19日(日)~20日(月)

場所
徳地青少年自然の家(集合・解散場所は山口県立大学)

参加費
食費、シーツ代(3500円程度)は個人負担
宿泊費および大学からの往復交通費は不要。

使用言語
日本語、英語(通訳あり)、その他

スケジュール

19日(日)8:30山口県立大学集合
午前神社と教会を訪ねるワークショップ
午後講義と活動:CEDARプログラムの紹介
20日(月)午前講義と活動:平和な世界をつくるには
午後活動とまとめ:山口での課題を考える
18:00山口県立大学解散
※変更になる場合があります

チラシ

お申込み・お問合せ

下記へメールにてお申込みください。(先着20名)

山口県立大学国際文化学部教授 安渓遊地
y◎ankei.jp (◎を@に変えて送信してください)