日本文化系
日本文化系は、地域文化の理解とその特色の発掘・再発見に寄与する能力を養成することを目標にしつつ、日本文化(日本のことば・文学・歴史・芸能等)を中心に学びます。
例えば山口という地域を見た場合、室町時代の山口には大内氏という大名がいましたが、大内氏が当時の社会や文化にどういう役割を果たしたのかを理解するためには、京都との関係のみならず、東アジア世界の情勢を踏まえる必要があります。また、山口市には鷺(さぎ)流狂言(山口県指定無形文化財)が伝わっていますが、その価値を知るためには、狂言や能がどのような芸能なのかということを理解し、その特色や歴史を知る必要があります。このような地域文化は、山口はもちろんのこと、全国各地域から見出すことができます。
そうした多様な地域文化を理解し、その価値を再発見するためには、まず日本文化全般についての幅広い知見が不可欠です。
日本文化系では、日本のことば・文学・歴史・芸能といった多領域からなるカリキュラムの履修によって、上記のような日本文化・地域文化の理解を基にしながら、日本語の文献を読む力や日本文化に関する問題を調査・研究する力、そしてそれを日本語で発表する力を養成します。
そうした能力は、同時に国語教員にも求められるものです。日本文化系のカリキュラムは、国語教員免許の取得が比較的容易なカリキュラムとなっています。国語教員免許を取得する過程で、先に述べた、文献読解力、調査・研究能力、日本語によるプレゼンテーション能力等を訓練していくことになります。
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