コープ生協まつり「めざせっ!たべものマスター☆たべもののひみつってな~んだ?」


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 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子どもたちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 今回は、3月25日(土)、26日(日)に山口きらら博記念公園 多目的ドームにて開催された「コープ生協まつり」に参加しました。ゴハンジャーメンバーの学生が、子どもたちを対象とした食育活動「めざせっ!たべものマスター☆たべもののひみつってな~んだ?」を企画し、その中で3つの食育クイズを行いました。

 1つ目は、中身が見えないように工夫した「はてなボックス」の中に入った食べ物を触り、手の感触だけを頼りに想像し、何の食べ物か当てる「さわって当てようクイズ」。ゴハンジャーの学生は、子どもたちが食べ物を想像しやすいよう、積極的に声掛けを行いました。


 2つ目は、様々な角度から切られた食べ物の断面の写真を見て、何の食べ物か当てる「だんめん当てクイズ」。ゴハンジャーの学生は、「どうやって切ったら、この切り口になるかな?」と問いかけ、子どもたちも手作り包丁と食べ物の写真をもとに真剣に考えている様子でした。


 3つ目は、春夏秋冬のカードの中から好きなカードを手作りの釣り竿で釣り、その季節が旬だと思う食べ物を、様々な食べ物が書かれたカードの中から選ぶ「いつの食べもの?クイズ」。年齢の大きな子どもには、カードを裏返しにしてどの季節か分からなくし、難易度を難しくするなどの工夫も取り入れました。


 クイズをするにあたり、ゴハンジャーメンバーの学生は、子どもたちが理解しやすいように子どもたちの年齢に合わせた声かけや対応を心がけました。
子どもたちの中には「もう一回やりたい!」と発言する子も多く、ゲームを楽しんでいる様子でした。

 3つのクイズを終えた子どもたちには「たべものマスター」の認定証を渡しました。


 また、ミニステージでは、両日とも3つの食育クイズの他に、バランスよく食べ物を食べる大切さを伝える内容のゴハンジャー劇も行いました。


 ゴハンジャーは、クイズを出したり、子どもたちと一緒にゴハンジャー体操を踊ったりして、子どもたちに楽しみながら食について学んでもらいました。

 今回の食育活動を通して2日間で約480人の子どもたちと触れ合うことができました。
 ゴハンジャーメンバーの学生たちにとっても、何回も繰り返しゲームを実施する事で、年齢に合わせた接し方や問いかけ、クイズを行う力を身につけられたようです。