桜の森アカデミーを開講しました


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 「桜の森アカデミー」は、一般県民と学生が一緒に学びながら地域活動に貢献できる人材を育成することを目的とした共生教育の場です。
子育て支援リーダーコースでは、子育て支援者としてのスキルを修得し「育ち合い(愛)」のための知識と技術を有する人材を育成します。

 平成30年度の桜の森アカデミーは、5~8月にかけて子育て支援リーダーコース、9月に「認知症ケアリーダーコース」、9~12月は「新やまぐち学リーダーコース」を開講します。
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 5月8日(火)、桜の森アカデミーを開講しました。第1回目は「学びの動機を確認する」として、受講生たちは、これから桜の森アカデミーで何のために学び、どう活かすかを、講師である看護栄養学部の丹佳子教授の進行のもと確認しました。

 講義の前半は、講師より桜の森アカデミー子育て支援リーダーコースについて説明を行いました。受講の目的として、子育てを通して子育てをする側も成長する「育ち合い」を学ぶことや、子育てのストレスと上手に向き合えるようになることなどを挙げました。また、特色として、講義だけではなく、演習やグループワークを取り入れて受講生参加型の学習ができることや、様々な世代の受講生と共に学び、多様な価値観を知ることができることを話しました。

 後半は、受講生が1人ずつ、自己紹介、受講動機とともに「24時間以内にあった良かったこと、嬉しかったこと」を発表しました。
 「将来の夢のために学びたい」「子育てをしている人の助けになりたい」など、様々な動機があり、嬉しかったことの発表では度々笑いも起こりました。それぞれ受講生の個性を垣間見ることができて、リラックスしたようでした。

 次に、学生と一般の受講生がペアを組み、お互いの共通点を探しました。「親戚も県大生だった」「音楽が好き」など、色々な共通点が見つかり、続いて「私、実は○○です」というエピソードも同じように話し合い、発表しました。受講生同士のコミュニケーションが賑やかに行われ、お互いを理解する第一歩となりました。

 最後に、受講生の間にも共通点や違いがあって色々な感性と基準があると知ること、日々の小さなことでも「よかった、嬉しい」と感じてみることが、子育ての中でも大切なのだと講師から説明があり、これからの学びへの期待とともに初回の講義を終えました。